どこへ行ってもなかなか改善しない理由
症状が良くなる そして再発 予防、 改善に至るまでには時間的におおよその目安があります。
ざっくりと、慢性的な お悩みに関して数回〜 1ヶ月、4ヶ月ほど 状態により症状の低減を計り 、体の状態が ご自身で把握でき 症状の低減、コントロール感が出てから先は 予防 改善期間となります。 きちんと 改善を実感できる ご自身の体のコントロールできている感覚がわかるまでに おおよそ1年ぐらいが目安です。
つまり何をやっても結果が出ないということは結果が出るまで時間をかけるということに、付き合えてなかったかもしれません
例えば何をやってもうまく人はうまくいくまで努力と行動を続けたということです。100パーセント 雨乞いが成功する祈祷師は雨が降るまで人を行ったという 逸話もあります。 これです。
障害受容の過程、そして再適応 までの研究があります。初めは 症状が現在化してきた時には ショックや 混乱 悲しみ 怒りなどが沸き起こり、その後現状を受容する経過をたどります。
それから 症状に対しての知識を学んだり 症状を改善させるための行動を何度も 反復し コツを掴み 、体調が良くなったり悪くなったり停滞したりしながら 徐々に回復していきます。
スタート地点はご自分の現状を受け入れ変えていくための行動の第一歩を踏み出すことです。
英国王のスピーチという映画が症状の改善に関する心の動きや行動が分かりやすく表現されていると思います。
どもりを改善したく、訪れたある治療家のところ。
将来の 英国王といえども人ですから 症状時々の変化に一喜一憂しながら 停滞期を迎え悩んだり、兄弟との喧嘩でそれまで収まっていた どもりが再発し症状が改善しないといい治療をやめてしまったり、
いざ 英国王になると決まった時にラジオ スピーチをすることになり 、一念発起、改めて どもり治療を始め 結果素晴らしいスピーチをすることができたというお話です。
このように体のお悩みを改善するにあたり 様々な質量や精神的な不安、 慢性的な体の痛みなど 取る 経過はほぼ一緒です。
その第一歩は現状を受け入れること、のように一緒にして全てがなくなるということはありません。
治療途中の不安や迷いは改善につながっている証ですので す。是非 乗り越えてください。
徐々に体に理想の変化を受け入れさせるため あなたの心と体、 そしてそれを実現するための時間と行動が必要です。
どこへ行っても結果が出ないとおっしゃる方は、もしかしたら この時間と行動量、心理的な要因を見直すことで また違った結果 効果が出にできるかもしれませんね。
参考文献
医歯薬 出版 一般臨床
南江堂 リハビリテーション