夜型人間? リスク

 脳を発達させたFASの思わぬ病気 

700万年の進化の過程で3倍になった脳の大きさ。

この脳の進化はFAS(脳の進化他の起因物質としてGCという説も)といわれる生殖機能に関する細胞を分化させる働きにかかわっています。

進化の過程で、この細胞を活発に分化させる働きを脳の発達に応用し、さらに細胞の分化の産物、脂質を脳の神経の周りにまとわせたことで脳が発達したと考えられています。

そして高度の知性とともに生活の変化、環境の変化など病気のリスクも上がってきたといえます

心臓病、がん、高血糖、高血圧・・・など

FASの細胞分を応用した病気ががんといわれています。

そして、一つのデータでは夜型生活によりそのリスクが上がりやすくなることがあるようなので、健康的な生活と睡眠についてここでメモしておきます。

 やっぱり夜はちゃんと寝よう 

徹夜続きで心配されるリスクの一つ

脳のアミロイドといわれる物質がうまく排泄できず、沈着してしまうこと

このアミロイドの排出薬の開発が薬品開発ベンチャーでも盛り上がっていた時期がありました。

これが開発できると認知症にも好ましい結果が出せるのではないかといわれています。

ですがなかなかむつかしいようですね。

で、

睡眠によってこのアミロイドの排出が行われるとのこと。

睡眠不足のは長期的にみると脳のダメージになりかねないということです。

しっかり寝ましょう。

 

どうしても夜休むことができにくい方

仕事上交代夜勤、夜間常勤務の方のがんリスクが高いことがデータで出ていました

交代夜勤の方・・・1.8倍   夜間常勤務・・・2.9倍 

 

海外では夜間勤務の職場ではがんの労災保険適用をしているところのあるそうです。

リスクの低減のために、夜間勤務時の仮眠確保

夜は照明を減らす、早めに寝るなど

メラトニンの働きを正常化してあげる生活を取り入れること

 

サプリメントでも以前メラトニンがもてはやされた時期もありましたが、メラトニンで直接取るよりメラトニンの前駆物質セロトニンとしてとる方法

さらにセロトニンの前駆物質としてトリプトファンがあります、お肉に含まれている割合が多く、特に七面鳥とのこと。(お肉も適量で)

穀類、たんぱく質、野菜もしっかり食べる

さらに、腸の状態が良好であることも良質の睡眠の条件。

過度なストレス、悩みも適度にスッキリさせておきましょう。

 

夜遅くまでのスマホ生活、豊かすぎる食生活を見直し

よく噛んで適量のバランスのいい食事、夜は寝て、体を使った生活を心がけてみませんか?

 

どのような健康状態があなたにとって必要なのか、人生をどう主体的に楽しんで生きていくかは自分のとらえ方で変わってくると考えています。

その一端をお手伝いできましたらうれしいです。